効率的な筋トレのためには「持ち上げる」よりも「下げる」ことが重要だという研究結果
 健康やボディメイクのための筋トレを決意しても、効果が薄かったり、 
 筋トレの時間が長いといった理由で筋トレをやめてしまった経験がある人も多いはず。 
 効果的で短時間な筋トレの方法をエディス・コーワン大学の野坂和則教授らの研究チームが発見しました。 
 エディス・コーワン大学やロンドリーナ州立大学、新潟大学、西九州大学が共同で行った研究は、 
 週に2回ダンベルカールを5週間行う3つのグループと筋トレを行わないグループに分け、 
 測定を行いました。また、ダンベルカールを行うグループのうち、1つはウエイトを下ろすだけのグループ、 
 1つは持ち上げるグループ、もう1つはウエイトを上げ下げするグループでした。 
 ウエイトを上げた際の筋トレの効果はダンベルカールを行ったすべてのグループで確認できましたが、 
 ウエイトを下ろすだけのグループと上げ下げするグループは等尺性筋収縮の強度と、 
 ウエイトを下ろす際の筋肉の強度が大幅に向上しました。 
 ウエイトを下ろすだけのグループは上げ下げするグループの半分の運動回数でしたが、 
 筋肉の厚さは7.2%成長し、5.2%の成長だった上げ下げするグループを大きく上回りました。 
 野坂氏は「筋力や筋肉量を向上させるためには筋収縮が最も効果的で、 
 ダンベルなどのウエイトは持ち上げることよりも下ろすことが重要です」と述べています。 
 野坂氏によると、「バイセップカール」や「トライセップスエクステンション」「フロントレイズ」 
 「ショルダープレス」などのトレーニングの際にウエイトを下ろすことに焦点を当てるように推奨しています。 
https://gigazine.net/news/20230129-gym-loering-weights-training/
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Source: 理系にゅーす
 
 
 

