内川聖一氏「安定してずっと打ち続けるのは難しい野球になってる」今季3割打者激減の理由を分析
DeNA、ソフトバンクなどで活躍した内川聖一氏(42)が25日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演。今季、セパ両リーグで3割打者が激減した理由を分析した。
この日の番組はペナントレース最終盤についてパーソナリティーの石橋貴明とともにトークを展開。
そこで石橋が両リーグで首位打者に輝くなど、NPB通算2022試合に出場し、打率・302の好成績を残した希代のヒットマンである内川に「なぜ今、セ・リーグもパリーグもこんなに3割打者少なくなってるの?」と質問した。
26日現在、3割打者はヤクルト・サンタナ(・312)、ソフトバンク・近藤(・309)とセパともに1人ずつとなっている。
内川氏は3割打者が減ったことについて「やっぱり投手の平均球速が上がってるってのが僕はあると思います」と分析。
「先発投手って僕らの時150キロ出たら、めちゃくちゃ速い印象だったんですよ」とし「150キロ出る投手って後ろ1イニング全力で投げる投手がそこに行く」と150キロ以上出る投手は抑えなど救援で投げるケースが多かったとした。
ところが「でも今は平均球速でいうと先発投手でもアベレージが150キロぐらいになってると思うんです。正しい数字は分からないけどイメージ的に」と先発投手も平均球速で150キロを超える投手が増えたとし、
「後半投げる投手は球速いと、155キロから160は言い過ぎですけど、そのぐらいの球速帯に変わってきてる」と抑えなど救援に至っては160キロ近く出る投手もいるからなのではと独自の見解を示した。
そういったことから「そう考えると、なかなかやっぱり安定してずっと打ち続けるのは難しい野球になってるのかなって気がしますね」と球の速い投手が増えたことで3割打者が減ったのではと語った。
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Source: 理系にゅーす