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1: 2024/11/12(火) 22:53:15.67
古着の需要はここ数年で急増しており、ファッションの幅を広げる安価な方法として利用している人もいれば、環境に優しい生活を送るために古着を好む人もいます。しかし、イギリス・レスター大学の臨床微生物学者であるプリムローズ・フリーストーン氏は「古着は病原体の温床になっている可能性がある」と指摘し、古着を買った場合にやるべきことについてアドバイスしています。

https://theconversation.com/secondhand-clothes-can-be-swimming-in-germs-what-vintage-shoppers-need-to-know-242510

人間の皮膚には大量の細菌・真菌・ウイルスが存在しており、それらを総称して皮膚マイクロバイオームと呼ばれています。皮膚マイクロバイオームを構成する微生物には、ブドウ球菌感染症を引き起こすブドウ球菌や、レンサ球菌咽頭炎などを引き起こすレンサ球菌、カンジダ症を引き起こす真菌のカンジダ・アルビカンス、子宮頸がんなどに関連するヒトパピローマウイルス(HPV)といった病原体も含まれています。

各個人の皮膚マイクロバイオームは人それぞれに適応しており、ある人にとっては正常で無害なマイクロバイオームであっても、他の人にとっては有害になることがあります。衣服は常に人の皮膚と触れ合うため、皮膚マイクロバイオームに生息する病原菌が付着しやすいとのこと。

古着屋で売られている古着は必ずしもクリーニングに出されているわけではないため、元の所有者の皮膚マイクロバイオームに由来する細菌や、元の所有者がかかっていた感染症の病原体が付着している可能性があります。

2024年11月12日 12時30分 GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20241112-secondhand-clothes-disease-causing-pathogens/#google_vignette


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Source: 理系にゅーす