1: 2025/08/27(水) 15:58:48.38 ID:21YX6NZU
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近畿大農学部(奈良市)の松田克礼教授は、世界初となる静電気で雑草を抑制する装置を大阪府内の企業2社と共同開発し、発売した。
二重の金網を張った95センチ四方のフレームに、獣害防止などで広く使われている通電装置を接続する。フェンスに重ねるように並べて置けば、雑草の繁茂を効率よく防げる。
斜面に取り付けるタイプも開発しており、近く発売する。高速道路運営会社やNTTの通信施設など大規模なインフラをもつ企業の利用を想定している。

松田教授は静電気で虫やウイルスを防除する研究を続けてきた。
今回は夏に猛烈な繁殖力を見せる雑草に着目した。キャンパス内で行った実験では、網に触れて電気ショックを受けた部分が枯れ、絶大な抑制効果を発揮した。
 仕組みは簡単。95センチ四方のフレームに金網を約3センチ離して2枚張り、うち1枚に微弱な電気を流す。通電は1秒に0・03秒だけで、 
電流は1ミリアンペア程度。冬場の車などで生じる静電気と同程度で、人に被害は出ず、火災の心配もない。
もう1枚の網はアースの役割を果たす。太陽電池パネルで発電した電気を使うため配電工事は必要なく、設置も簡単だ。

https://mainichi.jp/articles/20250826/k00/00m/040/120000c
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Source: 理系にゅーす