産業医・夏目誠の「ハタラク心を精神分析する」
  金融機関に勤務する36歳の調査役、伊神太郎さんは、以前から気になっていることがあります。 
  それはお葬式など厳粛な場で、大声で笑いたくなることです。 
  今まで10回以上、そのようなことがありました。 
  幸い実際に笑い声を上げたことはありませんが、そうした場に行くのが不安でたまりません。 
  会社で行われたストレスチェック検査で「高ストレス状態」と判定されたのをきっかけに、医師の面接指導を受けようと決意しました。 
■社長あいさつの時にも衝動が
私 :産業医で、精神科医の夏目です。伊神さんの検査結果ですが、「高ストレス状態」ですね。仕事が増え、職場内の支援が少ない。自覚症状では疲れやうつ、不眠がありますよ。
伊神さん:ストレスチェックを実施した時、ちょうど多忙な時期でした。年中、忙しいわけではありません。ただ、職場支援が少ないのは事実。上司の性格もありますが、僕の方から相談するようにします。
私 :そうしてくださいね。
伊神さん:(ためらいながら)実は、今日相談に来ましたのは別の理由です。以前からなのですが、葬式に参列した時に、突然、「笑いたい、みんな厳粛にしているから大声で笑いたい」という考えが浮かびます。「不謹慎だ。絶対だめだ」と思えば思うほど、衝動が強くなります。
 読売新聞(ヨミドクター) 11/18(水) 12:13 
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2ca812a0d9372934b0bd0bc67e771f7a346a1e42  
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Source: 理系にゅーす
 
 
 

