ジャーナリストやクラブのプロモーター、金融業者であれば、詐欺行為は常にギャンブルです。
バレてしまった日には、公の場で恥をかかされたり、Netflixのドキュメンタリーや人気のあるポッドキャストで自分の悪行が何度も何度も再生されたりするかもしれませんが、ひょっとするとバレずに逃げ切れるかもしれません。
でも、もしあなたが科学者で、再現可能性が基本原則の分野で働いているとしたら、不正行為はまったく無意味です。
だってバレちゃう可能性が高いですから。
なのに信じられないことに、そのリスクのスリルに身を置いてしまう人がいるものなんです。
そんなわけで今回は、過去半世紀で最大の科学的不正行為について科学史家に話を聞いてみました。
■気候変動否定にもつながったたばこ産業の「たばこはガンの原因ではない」という主張
世界最大の科学的詐欺といえば、たばこはガンの原因ではないと主張した「たばこ研究評議会(Council for Tobacco Research)」でしょう。
たばこが死因になるという証拠から目をそらすための巨大たばこ産業の努力は1954年に始まりました。
「たばこ以外の何かが癌の原因になっている」と言ってくれる世界有数の大学に在籍していたトップクラスの学者たちに、何億ドルものお金がつぎ込まれました。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
ギズモード・ジャパン 12/27(日) 20:30
https://www.gizmodo.jp/2020/12/worst-scientific-irregularities.html
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Source: 理系にゅーす