テネシー大学の法人類学センターは1980年以来、科学のなかで最も不気味な分野を研究してきた。
それは人間の死体の腐敗の研究だ。
「ボディー・ファーム(死体農場)」という呼び名をつけられたこの施設では、献体された死体を使って人間の体が微生物によってどう分解されていくのか研究が続けられてきた。
こうした微生物の活動によって人の死体は膨張し、やがてパンクする。
そして栄養、特に窒素からなる悪臭のする液体が流れ出て、死体農場の植物がそれを吸収するのだ。
このプロセスについて、テネシー大学の研究者たちは思うところがあった。
腐敗が進んだ死体から栄養が流れ出ることで、木の葉の色や光の反射率が変わるとしたらどうだろうか。
もし変わるとしたら、捜査当局がドローンを飛ばして森林を調査すれば、木の葉の変化によって行方不明者の遺体を発見できるのではないだろうか──。
研究チームは9月3日、このアイデアを学術誌『Trends in Plant Science』で論文として発表した。
ただし、まだ現時点では理論の段階にある。
研究チームはいま、植物のそばで人間の死体が腐敗している場合に、その植物の表現型(身体的特徴)がどう変化するか研究を始めたところだ。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
WIRED.jp 10/3(土) 12:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5290e797f51a4b947e0a3e90231e83a240eefd37
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Source: 理系にゅーす

