nihonchizu_area
1: 2020/10/02(金) 19:54:42.64
アメリカ、ライス大学ジョーンズ経営大学院のチームがおもしろい研究を発表しました。

名前の特徴からわかった、ある傾向

それは、アメリカのCEOの事業戦略とCEOの名前との関係。1172の公開企業の19年間に渡るデータを分析、特徴のある事業戦略と珍しい名前のCEOとの関連性が示唆されたそうです。

これを読んで、真っ先に思い浮かんだのがイーロン・マスク氏です。

研究によって、珍しい名前の人は他人とは違っているという自己認識をする傾向があると示唆されました。

どのぐらいユニークであるかを示す自信がない人もいるかもしれませんが、CEOは違います。一般的にCEOは自信に満ちた人たちです。

(中略)これは、変わった名前を持つ成功者は、自分は特別でユニークでおもしろくクリエイティブだと認識している傾向があるという、心理学的研究からの発見と一致しています。(Rice Universityより翻訳引用)

筆者の「珍しい苗字」体験談

この記事が特におもしろいと思ったのは、自分が結婚前も後も比較的珍しい苗字だからかもしれません。

CEOでも成功者でもありませんが、自分のことを考えてみました。人と違うことをしたいという傾向はあると思うのですが、それが苗字のせいかどうかはわかりません。

子ども時代、苗字が嫌だと思った点は、ほかの人が読めずに書けなかったこと。苗字のせいで、学校や地域で同じ家族だとバレて(?)しまう(いや、別にバレて困ることはないんですけどね)。

これは、佐藤さんや鈴木さんには経験ないのではと思います。

親戚以外で同じ苗字の人に会ったことはありません。文房具屋にある既成のハンコケースにはないのが当たり前でした。それでも、あのケースを見るとつい探してしまいます。

社会人になってから、1度だけ東急ハンズの文具売り場で見つけて、感動して即買ったことを覚えています(ほかに買う人もいないだろうと思いながら)。

※省略

名前と性格形成の深い関係

とても珍しい名前についてのエッセイが、「ほぼ日の塾 発表の広場」にありました。タイトルは「嫌いだった苗字のこと」。著者は鼈宮谷(べっくや)ちひろさんです。

とても珍しい上に難読漢字で、まわりからいつも「変わったお名前ですね」と言われ苗字が嫌いだった子ども時代。結婚して普通の苗字になるのを夢見た青春期を経て、今は小寺さんに。

社会人になってからは、旧姓のメリットも感じていて、その名前と仲良く付き合えるようになったというエッセイでした。

私の旧姓はこれほど珍しくはないのですが、それでも鼈宮谷さんのエッセイには共感ばかりでした。

こうして考えてみると、変わった苗字ゆえに、子どもの頃から自己紹介のたびに「変わった名前ですね」「どちらの出身なんですか?」と言われていると、それが何らかの影響を与えるということはあると思います。

よくある苗字の人はそんなことをまったく言われないわけですから。

夫は、多少影響はあると感じているようです。彼は学校で先生に名前を呼ばれるのが好きではなく、クラスメートにからかわれた経験もあったそうです。

一方で、ジョン・スミスやディビッド・ジョンソンのようにありふれた名前の人からは、ユニークな名前をうらやましがられたこともありました。

日本では漢字がその役目を果たしていますが、アメリカでは一般的な名前だと差別化する術がありません。

そうなると、逆にありふれた名前ゆえにほかの部分で個性を出そうとする可能性もあるのではと考えたりします。それに名前がありふれていてもユニークな人たちも大勢います。

確かに、名前もその人の個性の1つですから、性格形成に何らかの影響があっても不思議ではありません。

鼈宮谷さんのように珍しい苗字から普通の苗字に変わった人もいれば、逆に珍しくない旧姓から結婚して珍しい苗字に変わった人もいるでしょう。そんな人の意見も聞いてみたいと思う研究結果でした。

10/2(金) 16:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201002-00000005-biz_lifeh-life
https://amd.c.yimg.jp/amd/20201002-00000005-biz_lifeh-000-1-view.jpg


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Source: 理系にゅーす