そう言いながら老紳士は本誌記者に薄い茶色のお茶を淹れた。「ドクター・中松」こと、中松義郎氏(94)だ。
美味しいでしょう。このお茶も僕の発明品なんです。
『20TWEN TEA(トゥエンティー)』と言って、高麗人参やドクダミなど20種類の成分が入っています。
がんを始めとする、様々な病気への免疫力を高めるのに有効なのです」
中松氏は14歳の時に灯油ポンプの元となる「醤油チュルチュル」を発明。
以来、3800件を超えるアイデアを形にしてきた。’05年には「35年間にわたって自分の食事を毎回撮影し
食べた物が脳の働きや体調に与える影響を分析し続けた成果」が認められ、″人を笑わせ、考えさせた研究″に与えられる「イグ・ノーベル賞」栄養学賞を受賞している。
男の厄年といわれる42歳から食事の記録を始めました。この年齢から人間は老化が始まるんです。
食事の時間や回数を研究したところ、食べたものが3日後に身体に影響を及ぼすことがわかった」
数々の発明の中でも、健康に関するものは「身をもって成果を実感している」と中松氏は言う。
【中略】
現在の世界最高齢は118歳。目下の目標は119歳まで生きることだという
中松氏の考えでは大幅な記録更新が可能なのだという。
「僕の持論では、人間は初めて性行為をした年齢の6倍の年齢まで生きられるはずなのです。
その計算でいくと僕は144歳まで生きられる。本当の目標はそこだね。我慢強い人が長生きできるってわけ」
中松氏は6月に珍寿(95歳)を迎えるが、発明のアイデアは溢れている。
続きはYahooニュース(FRIDAY)2023/06/03 10:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/59a9a9036a404688c66c5b71bf00fc2a3dcee579
続きを読む
Source: 理系にゅーす