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1: 2022/02/09(水) 22:43:03.68
 不安が多い今の時代。就職で有利になるだろうと、様々な資格を取得しようと考える人も増えているという。それでは実際に資格を取得した人は、どういった過程を経ているのだろうか。

 派遣・契約社員として働く傍ら、ファイナンス記事の監修やウェブ制作も行うスーパー兼業主婦・きむおばさん(49才)は、約10年間で14もの資格を取り、現在も挑戦中の“資格の達人”だ。

「すべて結婚後に2人の子育てをしながら取得しました。これまでフリーランスや派遣社員など不安定な働き方を続けてこられたのは、資格の存在が大きいです」(きむおばさん・以下同)

 試験勉強は、通信講座やウェブでのeラーニングが中心。スマホを使い、通勤時間や料理の煮込み中などを学習時間に充てた。

「建設業経理士1級と簿記、ファイナンシャルプランナー(FP)と貸金業務取扱主任者、個人情報保護士と情報セキュリティ管理士など、学習範囲が重なるものはあわせて受験しました。40代になって記憶力が低下し、本当に理解できたものしか覚えられなくなりました(笑い)。中高年に試験勉強は不利かもしれませんが、取得してしまえば知識が定着しているので、仕事や実生活に無理なく落とし込める点は、有利だと感じています」

 特に役に立った「得する資格」は?

「FPや貸金業務取扱主任者の資格があることで、ファイナンス記事の執筆単価が上がりました。また、住宅ローンの繰り上げ返済と借り換えで、返済期間をかなり圧縮することができましたし、子供たちへの教育にも役立っています。FPは生活密着型の資格。教育費・老後資金・相続など、多くの人が抱えるお金の不安に対し、解決策を見つける力を養ってくれる、おすすめの資格です」

 一方、住宅ローンアドバイザーやワーク・ライフバランスコンサルタントなどは、まったく仕事に結びつかないわりに、資格維持費が高いため、あまりすすめない「残念な資格」だという。達人ならではの資格とのつきあい方はあるのだろうか?

「たとえ難関資格でも、取得しただけで人生が変わることはないと思います。資格に依存しても仕事に生かせなければ意味がありませんから。私は、資格はツールのひとつであり、キャリアのおまけ程度と考えています。現在は、合格報奨金がもらえる資格を複数勉強中。知識が増えるのは楽しいので、今後も資格取得に挑戦するつもりです」

 就業中の人は、彼女のように報奨金制度を利用すれば「受からなきゃ」とがんばる気になるかも。

【プロフィール】
きむおばさん/FPの知識を駆使したお金の上手な使い方やマネーテク、子育て、趣味などを綴った「きむおばブログ」が同世代の女性に人気。

(取材・文/佐藤有栄)

2/9(水) 15:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd2b5f5742bebbe631b63e51489d8d79a0117968
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220209-00000003-moneypost-000-1-view.jpg


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Source: 理系にゅーす