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1: 2024/08/31(土) 10:43:32.53
絶滅危惧種を捕食するなど、生態系や農業に深刻な被害をもたらしてきた侵略的外来種のフイリマングースについて、環境省が鹿児島県・奄美大島(712平方キロ)での「根絶」を宣言する見通しとなった。9月3日の専門家検討会後に正式発表する。奄美大島のように広い範囲に定着した後にマングース根絶に成功した事例は世界でも例がないという。

環境省によると、フイリマングースは南アジアに分布している。日本には毒蛇のハブやネズミの駆除目的で導入され、奄美大島には1979年、30匹程度が持ち込まれた。

だが、ハブが夜行性であるのに対しマングースは昼間に行動するため、ハブ対策としての効果はなかった。希少な在来の動物などを捕食して分布を広げ、2000年には島内の生息数が約1万匹にまで増えた。一方、国の特別天然記念物のアマミノクロウサギなど一部の絶滅危惧種は、01~02年ごろには生息数がマングース導入前の2割程度になった。

国は00年ごろ、本格的にマングース捕獲に着手。05年に外来生物法の特定外来生物に指定した。同じころ、島民らが捕獲専門集団「奄美マングースバスターズ」を結成。これまでに約3万2600匹が捕獲された。島内では農作物被害が減り、在来種の生息数も徐々に回復した。

*記事全文は以下ソースにてご覧ください

2024/8/31 06:30 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240830/k00/00m/100/358000c


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Source: 理系にゅーす