1: 2025/05/26(月) 12:55:29.59
コーヒーの健康効果は、筋肉増強や早期死亡リスクの低下など、多くの研究から裏付けられている。そして嬉しいことに、新たな研究によりカフェイン入りのコーヒーや紅茶を1日2~3杯飲むと、2型糖尿病や冠動脈性心疾患、脳卒中を予防できる可能性があることが明らかになった。
学術誌『Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism』に掲載された研究によると、37歳~73歳のイギリス人188,000人のうち、カフェイン入りのコーヒーか紅茶を飲むと回答した172,000人について詳細を調べたところ、研究開始時に心代謝性疾患(2型糖尿病、冠動脈性心疾患、脳卒中のうち少なくとも2つの疾患の診断をもつ患者)の既往歴がある人は1人もいなかった。
さらに、研究者たちは約12年後に参加者を追跡調査。その結果、1日にコーヒーを2~3杯、または紅茶を~3杯飲むひとは、心代謝系の健康値が著しく高いことが分かった。さらに細かく説明すると、1日に200~300mgのカフェインを飲んだ人は、1日に100mg未満しか飲まない人と比べて、心代謝性疾患のリスクが低くなるというのだ。
特にコーヒーを飲む人は最もリスクが低く、約50%ものリスクが減少した。一方、紅茶から200~300mgのカフェインを摂取している人、またはコーヒーと紅茶の両方から摂取している人は、心代謝性疾患を発症する可能性が約40%低かった。紅茶だけを飲む人の場合は、毎日3杯まで飲む人のリスクが最も減少したが、それ以上飲むと逆に効果は下がった。
また同研究では、1日に400mg以上のカフェインを摂取する人でも、心代謝系の健康に悪影響を及ばさないことも判明。コーヒー好きにとっては非常に嬉しい結果だ。
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Source: 理系にゅーす