@DIME
小学生のとき、飼育係をしたことがある人はいるだろうか?
筆者は飼育係の仕事が大好きだった。登校したその足で飼育小屋のウサギやニワトリを見に行ったり、昼休みにカメやメダカなどの世話をする小学生の姿は、以前は多くの小学校で見られた光景だろう。
そんな学校飼育動物が、いま多くの小学校でいなくなりつつあるという。
そこで今回の記事では、意外と知らない学校飼育動物の現状や課題を紹介する。記事の後半では、飼育動物に代わるふれあい教育のカタチとして注目されている「訪問動物活動」についても紹介しているので参考にしてもらいたい。
令和の小学校から「飼育動物」がいなくなる?
昭和の小学校には当たり前にあったのに、令和の小学校からは消えつつあるものは多い。
焼却炉、わら半紙、ネットに入った固形石鹸、プールの腰洗い槽、理科室のアルコールランプ、白線を引く消石灰など…それぞれ様々な理由で廃止されたり徐々にその姿を消したりしているが、そのひとつに「飼育動物」や「飼育小屋」がある。
教員の負担の多さや児童の動物アレルギー問題、鳥インフルエンザなどの衛生面から、飼育することによるデメリットの方が大きいと判断する小学校が増えているというのが主な理由だ。
単に「飼いたくても飼えない」というだけでなく、近頃は動物福祉の観点から、そもそも学校飼育動物の制度自体に反対する意見も少なくない。
飼育動物にとって満足な飼育環境が整えられているとはいえず、過酷な環境下で飼育され続けているようなケースも見られるためだ。
学校飼育動物のメリットと課題
文部科学省が公開している『学校における望ましい動物飼育のあり方(※)』によると、学校飼育動物との関わりによって以下のような影響が期待できるという。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/373187d5838ba19123cc49ca1c0b1f6e698c03b8
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Source: 理系にゅーす