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1: 2024/02/07(水) 01:16:29.38
https://news.yahoo.co.jp/articles/a482fa078588930fcd76c40192988f1ceb3b85a5
※ソースに動画あり

シカなどの有害鳥獣から国有林を守るため、鹿児島県の伊佐市などがあるマシーンを導入し、その除幕式が開かれました。
関係者が期待を寄せるその秘密兵器とは…。

勇ましい遠ぼえに、LEDライトで点滅する鋭い赤い目。
シカやイノシシなどの野生動物から森や畑などを守るために開発されたオオカミ型ロボット、その名も「モンスターウルフ」です。
北海道の企業が開発したもので、1体およそ65万円。50種類以上の音と光で威嚇し、シカやサルも一目散に逃げていきます。

伊佐市では近年、シカやイノシシなどに木の皮や新芽が食べられる被害が増えていて、猟友会がおととし駆除したシカは2933頭で4年前の1.13倍、
イノシシは816頭で2.38倍と、国の担当者も頭を悩ませています。

(北薩森林管理署 佐藤敏郎署長)「シカネットだけでは防除効果はあるが、それだけでは獣害被害対策は効果的ではない。生息頭数を減らさないといけない」

そこで、国と伊佐市、県猟友会の3者は去年11月に被害対策協定を締結。
その取り組みの1つとして、およそ2ヘクタールの国有林にモンスターウルフ2体を設置し、猟友会が周辺およそ20か所にわなを仕掛けます。
防除と捕獲を効率的に行う取り組みは、全国初ということです。

(記者)「思った以上に大きな音。シカの被害が増える国有林で果たして効果はあるのでしょうか?」
(開発したウルフ・カムイ 太田裕治副社長)「『がんばれよ、守ってくれよ地域を』って感じ。森の守り神として、シカやイノシシから森を守って欲しい」

その迫力に、猟友会も期待を寄せます。

(県猟友会伊佐支部 清水剛吏支部長)「昔から言うようにオオカミが怖いのは人間もシカも一緒。これで効果が出れば一番いい」
(伊佐市 橋本欣也市長)「効果をあげてくれれば、今後の道筋が見えるので期待している」

今後、カメラを設置するなど効果を検証し、有効と判断されれば追加購入も検討する方針です。
北の大地で生まれたモンスターウルフ、鹿児島で効果を発揮することができるのか?今後の展開に注目です。


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Source: 理系にゅーす