風呂好きの社員が開発した、ユニークな扇風機がある。家電メーカーのサンコーが手掛ける、のれる扇風機「のれせん」(希望小売価格9980円)だ。昨年4月に発売したところ、初回生産分の5000台が完売。今年用意した1万2000台は売り切れ、追加した3000台も完売したという。昨年から予想以上のヒットを続ける理由について、同社に聞いた。
のれせんはその名の通り、製品に乗ると足元から風が出る扇風機。本体に自動スイッチを内蔵しているので、片足を乗せた瞬間スイッチが入り、下りると自動で止まる仕組みだ。風呂上がりにすぐ乗れるよう、体が濡れたままで使用可能。内部に入った水は、底面の水抜き穴から出る仕様となっている。
風量は強弱の2段階で、スイッチで切り替える。最大風速は秒速35メートルだ。個人差はあるが、強モードならば20秒ほどで涼しく感じるという。
●流体力学を応用し、風量や風を送る範囲を調整
のれせんは足元から風が出る構造だが、風の取り込み口を本体の側面や裏側に設置すると、風を取り込むと同時に床のホコリを一緒に舞い上げてしまう。そこで、風の取り込み口は本体の上に設置。床のホコリを舞い上げないよう工夫している。
また、効率よく全身に風を送るため流体力学を応用し、風量や風を送る範囲などを調整した。全身を短時間で効率よくクールダウンできるよう、4カ所の風の吹き出し口をデザインしているという。
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2024年8月17日 IT Media ビジネス
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2408/17/news042.html
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Source: 理系にゅーす