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1: 2022/06/16(木) 23:27:10.71
https://news.yahoo.co.jp/articles/d26f009e4201269c9fe7da670200c741947c9aa1
母親に自分の車を無理やり買わせて手にした50万円で男性は飲み続けた。連続飲酒発作の症状だ。
15歳で飲み始めてから、ほぼ10年がたっていた。(ジャーナリスト 佐賀由彦)

◇真っ赤な血
飲み続けて数日後には吐きながら飲むようになっていた。焼鳥屋で飲んでいた時、胸のあたりがムワッと熱くなった。
いつもの吐き気と違う気持ち悪さだ。慌てて勘定を済ませた。
店を出て吐いたら真っ赤な血だった。酩酊(めいてい)してぼんやりした頭にも、とんでもないことが起きたことが分かった。
怖くなった。それでも、また酒が飲みたくなった。

◇サウナ経由で実家へ
「飲んでいれば何とかなるかもしれないとサウナで酒を飲みました。意識が遠くなるような感覚でした」
このままでは死んでしまうと思い、家に帰った。

「母親は『あの金で飲んだのか』と怒り狂っています。でも、自分にしてみればそれどころじゃない。血を吐いたのですから」
トイレに行き、また吐いた。
「吐いた物は流さずに母親に血を見せました。すると母親は急に慌てだし、近所の病院に連れて行かれました。
胃カメラを入れるそばから血を吐いて、悪い伝染病にでもかかったかのように、もうパニックでした。『マロリーワイス症候群だ』と言われ、そのまま入院しました」

◇マロリーワイス症候群
マロリーワイス症候群とは嘔吐(おうと)を繰り返すことで消化管に強い圧力がかかり、食道と胃のつなぎ目の粘膜が破れ、出血する疾患だ。
妊娠時のつわり、食あたり、乗り物酔いなどによる嘔吐が原因で生じることもあるが、飲酒に伴う嘔吐が引き金となるケースが最も多い。
吐血ではあるが、新鮮血が交じることがあるのが特徴だ。まれに大量に吐血すると命に関わることもある。おおむね予後は良好とされる。

◇母親の通告
アルコール依存症の人が入院すると元気を取り戻すことが常だと、この連載で何度も繰り返してきた。
特にこの男性は20代と若く、回復が速い。大いに「飲める体」になって退院した。
実家の玄関を開けた。そこには仁王立ちの母親がいた。
「今までとは全然違う態度でした」

母親はきっぱりと言った。
「お酒を飲むのなら家を出て行きなさい。今度は、お金は出しません。あなた一人で生きなさい」
その通告は、結果的に依存症の人を助けてしまう「イネイブラー」からの離脱宣言であり、後に男性は「その言葉が自分を救うことになった」と振り返る。
しかし、その時は反発を覚えた。
「やっと退院した息子に向かって言う言葉かとムカッときたものです。家をとるか、酒をとるか…。もちろん酒を選びました」

※続きはソースで

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Source: 理系にゅーす