1: 2021/01/30(土) 20:55:58.80
1899年の今日(1月30日)、黄熱ワクチンの開発者であるウイルス学者マックス・タイラー(Max Theiler、1899-1972)が誕生しました。
アフリカ南部のトランスヴァール共和国(現・南アフリカ共和国)・プレトリアで生まれたタイラーは、ロンドンで衛生学の修士号を収めたのち、
アメリカに渡りハーバード大学医学部の職員となりました。彼はアメーバ性赤痢などを研究するかたわら、黄熱の原因究明に取り組みました。
アフリカなどの風土病である黄熱については、当初細菌が原因であるという説が日本の野口英世によって唱えられていました。
タイラーはこれに異を唱え、黄熱の原因をウイルスであると特定しました。
研究の途中で自身も黄熱にかかってしまいますが、野口が黄熱で命を落としたのとは対照的に、一命をとりとめました。
タイラーは1937年に黄熱ワクチンの開発に成功し、この功績で1951年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
現在、黄熱が流行している地域に入国する人には予防接種が必要となる場合があり、証明のために「イエローカード」が発行されます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dcd4785fcad91df338600084cf264deddb2d00f
マックス・タイラー
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210130-00077888-gendaibiz-001-1-view.jpg
続きを読む
Source: 理系にゅーす