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1: 2024/08/06(火) 13:27:33.07
セーヌ川汚染の元凶は19世紀以来の旧式下水道網 日々の水質がパリ五輪の日程を左右 – 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20240806-K7R2UXYN3ZAGNF2MBL47O6GWZM/

2024/8/6 13:02
三井 美奈

パリ五輪でセーヌ川を泳いだトライアスロン選手が相次いで体調不良を訴えた問題は、古都の河川を競技場にする難しさを示した。パリ中心部は19世紀以来の街並みが残り、雨水と生活排水が混ざり合う旧式下水道の改善が課題になってきた。

市は因果関係を否定

パリ市のラマダン助役(五輪担当)は5日、ベルギーの女子選手が7月31日の競技に参加した後に体調不良を訴えたことについて、水質との因果関係を否定した。同日の公共ラジオで「体調不良と水質との関係は裏付けられていない」と述べ、直前の検査で水質は良好だったと主張した。ベルギーは選手欠員で、5日のトライアスロン混合リレーを棄権した。

ベルギー紙は女子選手の体調不良は、大腸菌汚染が原因との見方を報道。同国のオリンピック委員会は4日の声明で、病名に触れないまま、「今後の五輪で教訓にしてほしい」と表明した。競技や練習予定が日々の水質に左右され、選手が不安にさらされたことへの不満を示した。スイスやノルウェーの選手も31日以降、相次いで体調不良を訴えたという。

雨水と排水が合流、汚染源に

 パリの下水道網の歴史は古く、14世紀のペスト流行後に整備が始まったとされる。現在は全長2600キロ。19世紀の文豪ビクトル・ユゴーは代表作「レ・ミゼラブル」に、当時すでに226キロの下水道網があったと記している。

 下水道整備ではいま、雨水と生活排水の配管を分離する「分流式」が主流だが、パリには雨水と生活排水が混ざり合う「合流式」が多く残る。このため大雨が降って水位が上がると、排水が下水処理場にたどり着く前にセーヌ川に流れ込み、汚染の元凶になってきた。上流の河岸からの農薬流出、観光船の増加が水質悪化に拍車をかけた。

だが、「パリのセーヌ河岸」は世界遺産に指定されており、改修工事は容易ではない。

殺菌は日光の紫外線頼み

(略)

※全文はソースで。

※関連スレ
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Source: 理系にゅーす