Appleに詳しい著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は2022年12月に、Appleは「iPhone SE 4」を延期または中止する可能性があると予測していたが、米国時間1月6日のブログ記事で、Appleのサプライチェーン関係者らの話として、同製品の開発は中止されたと述べた。
Kuo氏は、「iPhone SE 3」に加えて、「iPhone 13 mini」や「iPhone 14 Plus」などのニッチな機種の出荷台数が予想を下回っていることが、その理由だと考えている。同社は、特に2023年は景気後退が予想される中で、iPhone SE 3からのデザイン変更についても慎重になっている可能性がある。iPhone SE 3には、上下の大きなベゼルとホームボタンを特徴とする「iPhone 6」と同じデザインがまだ採用されているが、これがフルスクリーンのデザインに変更されると予想されていた。
Appleでは既に、「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」を選択する消費者が多く、標準モデルである「iPhone 14」とiPhone 14 Plusの予約注文台数は伸び悩んでいた。これは、消費者の予算が縮小され、同社による高性能な端末の販売促進が強化されていることの表れだ。IDCのアナリストによると、2022年のスマートフォン総出荷台数は9.1%減少しており、2023年の出荷台数予測を既に7000万台引き下げているという。以前予測されていた通り、2024年にiPhone SEは刷新されないだろう。
https://japan.cnet.com/article/35198363/
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Source: 理系にゅーす

