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1: 2023/12/07(木) 09:59:17.32
※読売新聞オンライン
2023/12/06 14:00

 お湯を沸かす「電気ケトル」から熱湯がこぼれ、乳幼児がやけどを負う事故が後を絶たない。手で触って倒したり、棚から落としたりするケースが多い。これから冬本番で使用する人も多くなるとみられ、専門家が注意を呼びかけている。

目を離した隙に
 「ギャー」。室内に突然、大きな泣き声が響いた。昨年12月、東京都内に住むパート従業員の女性(32)が自宅の台所で電気ケトルを使い、1・2リットルのお湯を沸かしていた時のことだ。

 電気ケトルが棚の高さ約50センチの位置から床に落ち、近くで次男(1)が泣いていた。湯が半分ほどこぼれ、手足にかかっていた。

 泣きわめく次男を抱き上げてシンクの流水で体を冷やした。近所の診療所を受診したところ「やけどの範囲が広い」と言われ、総合病院の救急外来に急行。右腕と右足のやけどで、ひどい水ぶくれになった。

 次男は生後10か月を過ぎた頃から一人で歩けるようになっており、ケトルを手で倒してしまったようだ。家事に気をとられていた女性は「(次男から)目を離さなければよかった。ごめんね」と悔やむ。

 今ではやけどの痕はほとんど消えたが、「二度とかわいそうな思いをさせない」と、ケトルを使う時は手が届かない棚の上に置いている。女性は「身近なところに危険が潜んでいると実感した」と語った。

2000年代から普及
 電気ケトルは、湯を保温して蓄えておける電気ポットと異なり、基本的に保温を想定していない。「ケトル(やかん)」と呼ばれるゆえんだ。英国のメーカーが1955年、沸騰すると自動的に電源が切れる機能を搭載した電気ケトルを発売し、その後、改良が重ねられてきた。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20231206-OYT1T50150/


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Source: 理系にゅーす