「あなた、どこの学校なの?」
近所の人やボランティア活動を通して関わった大人に高校名を聞かれます。答えると、必ずといっていいほど嫌悪感を隠そうとしているような微妙な顔になり、警戒されてしまいます。
私の通う高校は、地域内の評判があまりよくありません。私の親世代が高校生だったころ、とても荒れていた高校だったそうです。
私は全日制の高校から今の高校の通信制課程に転校しました。全日制の高校はそれなりに評判が良く、「〇〇高校なんてすごいね」と褒められていました。その時は高校名で褒められることが単純にすごく不思議でしたが、自分に害がなかったので気にも留めていませんでした。
【中略】
学校名が変わると、こんなにも反応が違う。学校名を聞いた途端にあからさまに態度や接し方を変えるのはいかがなものかと思いました。
【中略】
●学校名だけで判断しないで「私を見て」
学校名だけで人間を判断しないでほしい。「学校の評判」が「生徒の人格の評価」となるのがとても嫌です。学校名にとらわれすぎて私自身を見てくれていないという感覚があります。
学歴と人間性を一緒に評価してほしくはありません。学校や学歴は、人を構成する要素のひとつでしかありません。その学校でしか学べないことがあるから進学したのかもしれない。偏差値ではなく校風に憧れたから進学を決めたのかもしれない。進路の選び方は人それぞれでよいはずです。
続きは高校生新聞 2024/11/07
https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/12051
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Source: 理系にゅーす