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1: 2024/05/21(火) 11:27:11.82
「太陽フレア」農業にも影響 トラクター自動操舵、国内でも〝ずれ〟
日本農業新聞5/21(火) 9:40配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/521d707c8f01b1d7324c10758c7e68e3b71e1944

太陽表面の爆発現象「太陽フレア」による地球の磁場の乱れで衛星利用測位システム(GPS)が影響を受け、米国の一部地域では農機の自動操舵(そうだ)機能が使えなくなるなどの事態が発生している。日本でも一部で自動操舵の精度に“ずれ”などが報告されているものの、農作業の進捗(しんちょく)には大きな影響はないとみられる。

 千葉県内で自動操舵田植え機を使う農家によると、14日の作業中に「これまで経験したことがないずれ」が出たという。ずれは大きい場所で20センチほどで、隣の条に重なるほどではなかった。水稲の生育には問題ないとしつつ「大豆やジャガイモの中耕でこのずれが出ると畝を壊す恐れがある」とも話した。

 他の農家や農機各社への取材では、いずれも作業不能となるような大きな影響はないという。あるメーカーは「今まで見たことがない挙動」とし、モニター上は直進していても、実際はうねって進むという報告があった。一方、こうした事象が「多発しているかは不明。太陽フレアの影響かどうかも断定できない」とした。

 米国ニューヨーク・タイムズは太陽フレアによる磁場の乱れが「GPSを破壊」と報じ、自動操舵が使えなくなった農家を紹介。アイオワ州の発表でも、現地の販売店には農家からの電話が殺到、農家は作業中断を強いられたという。

 太陽フレアは、8日から15日までに大規模なものが13回連続で発生。無線や通信網への影響が懸念されていた。一方、太陽フレアは2025年にピークになるとの予測もあり、今後も警戒が求められそうだ。


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Source: 理系にゅーす