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※調査期間:2020年1・7月、2021年5・6月
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG125I40S5A510C2000000/
2025年5月18日 5:00
感染症治療の診断用人工知能(AI)の開発に関して、世界規模の薬剤耐性菌問題を考慮するAIより、個人優先の治療をするAIの普及を望む傾向が示された。長崎大学の研究チームが行った約4万人に対する調査で明らかになった。抗菌薬の使い方で、仮に人類全体にとって有益なAIが開発されても普及が難しい可能性があるという。
抗菌薬は感染症にかかった患者一人ひとりの治療に効果的だ。しかし社会全体で抗菌薬を使い続ければ、薬剤耐性菌が生み出され新たな感染症につながるため、抗菌薬の使用量をなるべく控える必要がある。
研究チームは、この抗菌薬を巡る「ジレンマ」に着目し、AIにどんな診断を望むのかについて2020年~21年にかけてオンラインで調査。日本、米国、英国、スウェーデン、台湾、オーストラリア、ブラジル、ロシアの計4万1978人から回答を得た。
「耐性菌問題を考慮して診断するAI」と「耐性菌問題を無視して診断するAI」のどちらに普及してほしいかを尋ねたところ、全体の64%にあたる2万6915人が「考慮しないAI」を選んだ。この割合はすべての国・地域で過半数を占め、日本では67%にのぼった。
(略)
※全文はソースで。
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Source: 理系にゅーす