タウリンを多く含む食品やタウリン不足を解消する方法とは?Medical DOC監修医が解説します。
タウリンは、たんぱく質を作るアミノ酸の一種で、栄養ドリンクや粉ミルクなどにも使われている成分です。
多くの動植物に存在していますが、植物では少なく牡蠣やタコ、鰹(かつお)などの魚介類に多く含まれています。
タウリンは、人間のほぼ全身の細胞に分布しており、脳・心臓・肝臓・腎臓・筋肉・網膜などに多く含まれているのが特徴です。
また、体内に含まれるタウリンの合計量は、体重の0.1%相当とされています。体内でも作られますが、加齢とともに減少する傾向にあります。
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一日の摂取量の目安は、500mg程度とされています。摂取しすぎた分は体外に出されるため、特に上限値は決まっていませんが、
過剰摂取は控えるようにしましょう。
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運動パフォーマンスの向上
タウリンの長期的な摂取で運動パフォーマンスの向上が期待されます。一時的にタウリンを摂取すると血液中のタウリン濃度は増加しますが、
運動パフォーマンスの向上にはつながりにくいです。具体的な投与期間や投与量は定まっていません。また、血中ではなく骨格筋の
タウリン濃度が高いと運動パフォーマンスの向上には寄与しやすいです。
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Source: 理系にゅーす