1: 2025/07/30(水) 17:08:47.38 ID:uAZjOEX7 BE:757699385-2BP(1000)
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ウオー、ウオー。田んぼなどに生息するウシガエルは、繁殖期になると大きな声で鳴く。「うるさい」と苦しむ地域住民の力になりたいと、篠山東雲(ささやましののめ)高校(兵庫)自然科学部は外来生物駆除活動に取り組んでいる。捕まえるだけでなく、「食べる」など活用法も模索中だ。

「ウシガエルがうるさい」地域住民の声から調査開始
活動のきっかけは「篠山城の堀周辺の住民がウシガエルの鳴き声がうるさいと困っている」と、市が学校に情報共有したことだ。
2019年当時「課題研究」のテーマを探していた部員が先生から実情を聞き、ウシガエルの駆除に着手。以来、部で引き継ぎ、調査と捕獲を続けている。

「今は月に1回のペースで、外来生物の捕獲を行っています。ウシガエル以外にも、アメリカザリガニやブルーギルといった外来生物も捕獲しています」(部長の三木大志さん・3年)

外来生物が大幅に減少
捕獲には、定置網を設置して翌日に引き上げる方法や、箱型で一度生物が入ると外に出にくい網「もんどり」を10カ所に仕掛けて翌日回収する方法がある。

20年から24年にかけて、ウシガエルやアメリカザリガニの個体数は大幅に減少。例えば、篠山城堀の「東馬出堀」という場所におけるウシガエルの捕獲量は、20年は捕獲1回あたり4キログラムを超えていたのに対し、
24年は2キロ強まで抑えられた。ブルーギルの数も減ってきている。その結果、在来種のモツゴやスジエビが増え始めたという。

「一度入った外来生物を生態系から完全に除くのは簡単ではありません。でも、継続すれば変化は見えてくると実感しています」

https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/13172

外来種を「食べて」活用法を模索


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Source: 理系にゅーす